在るであろう未来に向けて2

 続きです。

 引用したBGGフォーラム記事に戻ります。

 デザイナーのヒントに書いていないことでアドヴァイスがあるとすればと以下を指摘しています。

1:チャールスタウンに1個旅団を上陸させることを検討してください。孤立した場所の特性からフランスに上陸されると排除が困難になるからです。

2:最初の2年間はあまり深く進攻しすぎないこと。時間はイギリスの味方ですから、あわてることはないのです。

3:イロコイ連邦より南でのあなたの圧力は、フランス軍にインディアンの全てを襲撃に出すことを躊躇わせることでしょう。

 逆にフランス軍のアドヴァイスもあります。

4:時間は敵に味方します。ゲーム前半では過剰に守備的にならないこと。

5:旅団は非常に貴重な資源であり、常に不足しています。特に砦を作る能力は重要です。彼らを失わないために、大量の旅団を含んだ英スタックとの戦闘には投入しないように。

6:2倍の航海距離をもたらす英軍カード11番のリスクを常に注意すること。ルイブールを増援する機会を奪われてしまうリスクがあることは頭に入れて置くこと。

7:カードを事前に研究して、どのインディアンがいちばんいなくなりやすいかは把握しておくこと。

 これらにデザイナーは大いに賛同しています。

 フランス側から見て4は重要です。

 旅団長さんの一連の記事を見るとフランスの基本線は戦略持久かと思っていましたが、そうではないのですね。チャンスと見たら一気に勝ちに行けるポテンシャルがフランスにはあるのです。逆に言えば、イギリスは常に頓死しないように集中力を切らさないようにせねばならず、その意味では上級者がイギリスを持つのは妥当なのではないでしょうか?