爛漫を見る

 無事に終わりました。

 てっきり最終回は金曜日だと思っていたのですが、土曜日までやったのですね。

 録画予約が「月~金」だったので、変な終わり方だなと思って調べてNHKプラスで見ました。やれやれ。

 そうした不親切はあったにせよ、全体として非常に良かったと思います。帝国大学植物学研究室の群像劇として、十徳長屋の群像劇として、様々な側面で見て良かったと思います。

 浜辺みなみは鉄板だろうと思っていましたが、その通りでした。

 最後になって関東大震災がありましたが、防災の日のNHKスペシャルで製作された当時のフィルムをデジタルリマスター+カラリングした映像が使われていて、上手い再利用だと思いました。

 根津の長屋から渋谷へと逃げるのですが、神田の出版社に勤めて居る長男が大畑印刷に行って、神田の火消しの意地を見せる大将が映ったのも良かったです。

 大将が「神田って街は江戸の幾度もの大火にも燃えたことがねえんだ」と言っていましたが、実際には神田明神関東大震災で焼失したのだそうです。

 土壇場になって千歳の成長した姿として遠藤さくらが出てきたのには驚きました。

子供たちを束ねる長子として活躍。

 母親にも褒められるおにぎりの腕前。

 誰のお仕込みかと言えば、

 そこを見込んで頼まれるのが、

 最終回まで間がないので、この次の回では虎徹と結婚し、その次には虎太郎の母になっていてビックラポンでした。

 でも、意外に時代劇に似合っていて驚きました。

 大河の久保志緒里もですが、乃木坂メンバーの意外な演技力と対応力に相次いで驚かされた上半期でした。