11月4日は小生の誕生日なのですが、今年は文化の日と並んで三連休だったので家内が「好きな所へ行きましょう」と言ってくれて昨年の「鎌倉殿の13人」の記憶も残っている内に鎌倉へ。
二泊三日で行ったので二日目は朝一番から江ノ電へ。
七里ガ浜から鎌倉行に乗ったら座れたのですが、それも束の間、極楽寺で車両交換すると言われて4両が2両になり、激混みになりました。まぁ、三連休の鎌倉ですから仕方がない。
ホテルで聞いた情報により鎌倉駅東口から「大塔宮」行きで終点まで。そこで降りてバスが入らないのは無理もないという細い一本道を登っていくと義時が建立した薬師堂に起源を持つ覚園寺へ。
第44回「審判の時」に登場した戌神像のあるお寺です。義時の夢に出てきた戌神様が参拝には同行するなと告げ、それに従った義時が実朝暗殺の難を逃れたという話しです。昨年のドラマでは少し違っていて犬は夢に現れますが、同行しなかったのは源仲章に追い出されたせいで、結果として仲章に助けられたということになっていました。これも事実のようなのですが、そもそも朝廷から実朝の教育係として来ていた仲章はターゲットに入っていたという説もあるようで誤認ではないとも。
ところで、10時から1時間おきに説明があるというので10時を目指していったのですが、早めにつきました。待合室にアクリル板に印刷した戌神像が立っています。
待っている人が増えてきたので今日は30分繰り上げますと言われ9:30から説明スタートとなりました。早めに着いていて良かった。
山門から内側は撮影禁止とのことなので、待合室の戌神レプリカしか写真がありません。
覚園寺は、かなり山奥に入るので非常に静謐な空間でした。確かに此処で写真撮影でワイワイやられてはぶち壊しでしょうから撮影禁止は適切な処置と思いました。
10時には説明も終り御朱印もいただいたので、山を下ります。山道には民家としか見えない手打ち蕎麦屋が散在していて、どこも「仕込分が終わったら閉めます」と書いてあって、これだと昼過ぎにはどこもやっていないのかと。
大塔宮からバスで鎌倉駅へ戻り、そこから今度はバスロータリーの情報を頼りに江ノ電バスの大船駅行きに乗って鎌倉五山筆頭の建長寺へ。大船へと抜ける七曲の上り線(鎌倉へ向かう側)は大渋滞ですが、鎌倉から出る側なのでまあまあタイムテーブル通りに付きました。
鎌倉のシンボルの一つとも言える、建長寺・ザ・ドラゴンを見て、三連休に特別拝観で開いていた宝物展を見て、家内に依頼された御朱印をもらって、最後にお土産にザ・ドラゴンのTシャツを買って帰りました。復路もバスに乗りましたが、前述の通りの大渋滞。鎌倉駅に着いたら12時を過ぎました。こうなると若宮大路側の東口の食べる所はどこも爆発しています。
なので、JR入場券で西口へ出て、西口の牛カツ屋に入って食べました。西口へ出ると全然人の密度が違うので鎌倉へ行く人は必修です。
昼過ぎになると日帰りの観光客のピークになるので、早々に切り上げて宿に戻りました。復路の江ノ電は鎌倉駅のホームが人でギッシリ。大仏のある長谷で一気に空きますが、入れ替わりに大量に乗り込んでくるので七里ガ浜までずっと混んでいました。その先は判りませんが、藤沢まで混んでいることでしょう。