正直不動産2を見る

 シーズン2も無事に終わりました。

 今回も非常に良かったと思います。

  新キャラである神木(ディーン藤岡)が強烈すぎて、月下と花澤の対決が薄くなってしまったのは個人的には残念でした。
 古沢良太が言っていた「あの人たちに来週も逢いたい」と思っている二人が月下と花澤だったので、そこを使わないのは脚本戦略としてどうなのよと思いました。
 逆に伏兵として大活躍したのが松本若菜農水省官僚から家康の側室を経て銀行系保証会社のヴェテラン社員へ。なんか政治・経済に強い美女をやらせたら、いま一番、脂がのっているかも知れません。二時間サスペンスのゲストから随分と大成したものです。クールビューティーだけれどもコミックリリーフも務まるという女優さんは貴重なので当分は忙しそうです。

 ゲストが非常に琴線に触れました。上述した松本若菜が、準レギュラーとして登場し続けたのはたいへん嬉しかったです。

 第3話には佐津川愛美、第4話には恒松裕理、第9話で神木がなぜ1位にこだわるようになったかの原因である亡き妻に藤井美菜と、好きな女優さんが次々に。

 ディーン・フジオカの亡き妻となると、それなりの美女を据えねばなりませんが誰が良いかと思いましたが、なるほど藤井なら文句なしです。

 概してNHKは活躍したキャストの面倒見が良いのですが、「しずかちゃんとパパ」での活躍からだいぶん開いてしまいましたが、良い役を回してもらったものです。

  戸次重幸(1話)、市川由衣(5話)が夫婦で登場したのですが、改めて指摘しないとわからないキャスティングですね。戸次はアミューズで市川は研音ですから、どちらかがどちらかのバーターと言うことでもなさそう。研音と言えば福原遥がそうですから、そちらからのバーターか? アミューズと言えば恒松ですから、そちらから?