新しい日曜劇場です。
王家の人々ではなく、ロイヤルという会社の競馬部が飼っている競走馬たちのことのようです。
主役は税理士の妻夫木聡なのですが、まず彼に調査を依頼に来るのがロイヤルの社長の息子の小泉孝太郎。彼は社長である父の道楽である競馬部が会社を傾かせていると懸念し、あまつさえ競馬部を通じて資金の私的流用もしているのではと調査依頼をします。
この社長がザ・悪役の佐藤浩市です。調査のために社長がサラブレッドを買い付ける現場を訪問しますが、どうしたものかそこで幼馴染みの美人(松本若菜)と再会します。

都会的な美貌の松本(鳥取出身なんですがね)が、長靴にオーバーオールで厩舎で馬の世話をしている姿は意外なほど新鮮でハッとさせられます。美人は何を着ても似合うとは言いますが、その通りなんですね。
連ドラの初回は設定と人物紹介くらいというのが相場ですが、本作はかなり飛ばしていて、いきなり調査結果の報告会に辿り着き、競馬部に使途不明金が大量にあることが報告され競走馬の処分の話しになります。妻夫木は松本に処分って、どうなるんだと電話しますが、松本は冷静に「他の馬主に引き取ってもらうのがベストだがロイヤル一族は成績が悪いので難しいだろう。そうすると、本当に処分されてしまう」という話しをします。それを聞いた妻夫木は一気にエンジンが掛かって膨大な資料を読み解きます。その結果、社長ではなく、秘書室長の金城が業務上横領で着服していることを突き止め証拠も臨時役員会に出します。
これでロイヤル一族は処分を免れますが、税理士事務所の新規契約獲得の目論見も潰えてしまい妻夫木は責任をとって辞めます。
辞職した妻夫木が新潟競馬場に呼ばれて、社長に金城の席が空いたから馬主席で見て行けと誘われ、レース後に「行くところがないなら、ウチに来い」と誘われて雇ってもらって終劇です。
第一回から事態が一気に動いて、盛り沢山の新番組でした。
佐藤浩市の悪役と言うと、「新選組!」の芹沢鴨が印象深いのですが、本作もなかなか良い感じです。初回の時点ではもっと悪い秘書室長がいた訳ですが、彼の横領を見抜けなかった責任は自分にあると言います。また、競走馬の良しあしも見分けられないと言い出し、だったらなんで競馬部なんて持ってるんだよ‥と突っ込みたくなりました。
この後、どう展開するんでしょう? キャスト的に松本がヒロインなのは間違いないと思うのですが、妻夫木とどういう関係になっていくのでしょう?
妻夫木に聞かれて松本が、「結婚して、離婚して、今はまた野崎」と答えるのでバツイチのシングルマザーだということは判るのですが。