東部戦線の復刻

陸戦戦術級ゲームに望むものを読んで‥のときに紹介した「東部戦線」が復刻された。書いた通り、個人的には「装甲擲弾兵」よりずっと面白いと思う。良いゲームが時代を越えて復刻されるのは素晴らしい。
強いて難点を挙げると、イニシアチブの有無で出来ることに格差があるのが醍醐味なのだが、その一方でこれが不公平でもある。往々にしてシナリオの最終ターン近辺のイニシアチブ次第になってしまうのは事実としてある。このため途中まで面白いのに、最後にフラストレーション(特にイニシアチブが回ってこずに負けた場合)を感じることはある。ダイスではなく、カード式にするというのはどうだろうか? たとえば、ソビエト攻勢の8ターンくらいのシナリオだったら、ソビエト7枚、ドイツ3枚のカードを順番に引いていくとか。これだとダイスよりは偏りが補償されるのではないだろうか。
なんか書いていると、このルールを入れて遊んで見たい気もしてきた。手放してしまったのだが、この機会に買いなおすか???