マーク・ハーマンのゲーム

bqsfgame2005-08-20

なんとなくハーマンのゲームをやりたくなってどれにしようか決めるためにギークを調べて見た。今回からデータ数が十分あってベイズ統計期待値がでているものはそちらを見ることにして見た。
●Alesia:7.81×
×印はベイズ統計値ではないという意味。最新作のアレシアがトップに出ているが、GBOHを此処まで付き合ってきている人はシリーズの欠点は重々承知で買うし、GBOHでアレシアが実現したということの意義を高く評価するのでこういうことになるのだと思う。
●Caesar in Alexandria:7.33×
これもベイズ統計ならず。アレシアと同じことが言えるのだと思う。ただ、アレシアよりこちらの方が評判が低いということは言えそうだ。
●We the People:7.28
記念すべきカードドリブン第一作。少々、囲碁みたいなアブストラクトな不思議なルールもあるのだが、プレイアビリティが高く面白いと思う。これが高く評価されているのは個人的には嬉しい‥(^o^)
●Pacific War:7.15
太平洋戦争の決定版としてVGから出され日本語版も出た記念碑的大作。
●For the People 7.09
カードドリブンの南北戦争戦略級。ハンニバルとパスグロを経て再びハーマンがデザインした作品。AHクライシスで初版は完成度が低かったがGMTの2版で完成したと言われている。初版しかプレイしていないのでやってみたい気はする。プレイタイムは長いが、年度別で切ってプレイできる。
●Flashpoint Golan:6.88×
SPI時代には盛んだった現代戦の作戦級ゲームの最後の末裔と言って良いと思う。世評でもネクストウォーシステムの最終進化形などというコメントもあり、ネクストウォーや、セントラルフロントに瞠目した身としては一度はやってみてどうなったのかを体験したいゲーム。ただ、中東戦争イスラエルが突出して強いのでプレイバランスという面では欧州より問題あるといわれるのが食指が伸びにくいところ。
Empire of the Sun:6.88
ハーマン自身のカードドリブンの最新作であり、パシフィックウォーの戦場へのカミングバック。残念ながらベイズ統計の収束状況を見る限り、パシフィックウォーを置換することにも、自身のカードドリブンの系譜に新たな大きな成果をもたらすこともできていないように思われる。
●SGBOH: 6.84
個人的には素晴らしい仕事だと思うのだが評価はそれほど高くない。後から取ってつけた簡易版という印象が強いのだろうか?
●Great Battles of Alexander:6.58
記念すべきGBOHの出発点。これは素晴らしい仕事で、このシリーズ全体の意義も含めてもっと高く評価されて良いのではないかと思うのだが。難を言えば、アレクサンドロスのシナリオはアレクサンドロスが突出しているので、プレイして面白くない。面白いのは追加モジュールや他のシリーズ作品になってしまうので、単体としては仕方がない評価かも知れない。
●War Galley:6.42
個人的には良いゲームだと思うのだが世評は低い‥(^_^; 古代海戦は需要がそもそもないジャンルだったと思うのだが、GBOHから出たということで多くの人が手にしたろう。そのことが逆にこういう評価になるのかも知れない。ウルトラニッチサブジャンルということか‥(^_^;
●John Carter:6.05
デザインされた年代を考えれば、斬新な大作で、しかも一定の成功を収めていると高く評価できると思う。火星シリーズの愛読者なら是非ともプレイしてみて欲しい。各自がシリーズのヒーローとなってヒロインを求め、互いに相手の悪役になって対抗するという作り。そう言えば「本能寺への道」も同じ構造か‥(^o^)?
●Gulf Strike:5.68
ヴィクトリーの初期作品は傑作揃いだったという神格化されたイメージがあったのだが、これは評判が非常に悪い。わたし自身も一時期持っていたのだが、ルールの分量が膨大な割りにプレイアビリティが手頃でパノラマ観のある適当なシナリオが用意されておらず、実際にプレイしようと思うと困るゲームで手放してしまった。

こうして並べてみると、GBOHの最新作アレシアをやるか、ウィーザピープルの埃を払うか、新版フォーザピープルに挑戦するか、現代戦の進化を見届けるためにフラッシュポイントゴランにトライしてみるかのいずれかか?