ニール・スティーブンスンの超大作4分冊。1冊が450ページくらいずつあって1800ページ以上。
読み終えてからと思ったが挫折しそうなので1の段階で感想を。
つまらなくはない。むしろ面白い。ただし、エピソードが複数、並列して走る。WW2の連合軍の暗号解読の話し、その解読した成果の偽装作戦の話し、現代の新規事業の話し。どれも面白いが、細切れにバラバラに出てくるので非常に読みにくい。登場人物が多く、過去と現代で孫の代に移って同じ姓が出てくるのもわかりにくくしている。結果としてハイペースで読み続けないと面白さのテンションが維持できず、間が空くと誰がどのエピソードの人物で、どのエピソードがどういう経緯だったかわからなくなってしまう。1800ページを一気に読める環境にない人間にとっては敷居が高い。
ただ、繰り返すがつまらないわけではない‥(^_^; ともかく長すぎ。