ＧＪの「本能寺への道」などをデザインした池田さんのプライベートブランドから発行されている手軽な戦国時代マルチの「東国の覇者」を入手した。パウチされたＡ４サイズのマップ２枚、厚紙に貼って切るようにシールに印刷されたカウンターシート、ケント紙のカードの構成。ルールブックは、ルール正味で３頁半。
池田さんのゲームは、目の付け所が良いので実際にプレイしてみるのが楽しみ。エポックの「戦国大名」が、本テーマでは名作の誉れ高いが、プレイアビリティと言う面では重い。ファミリーゲームライクな軽さで戦国マルチをやり、一定の歴史性も持たせようと言う狙いどころが成功していれば面白そう。
シナリオは４つで、フリーセットアップのマルチ、上杉対武田の「川中島」、織田と今川と朝倉の「桶狭間」、そして伊達、上杉、武田、北条、織田のヒストリカルな５人マルチとなっている。２人シナリオ、３人シナリオがあるのが、プレイアビリティを考えたフレンドリーな設計だと思う。
