ファイアーネクストタイムを入手

bqsfgame2007-02-07

インドの地政学リスクの勉強のためにと思ってS&Tのインドパキスタンウォーズと一緒に買った。
英語版コマンド51号。コマンドのこの頃は既に末期症状と言われ非常に評判が悪い。俗に「終わりの始まり」と言われたのが48号で、付録ゲームが「ウォーマスターチェス」だった。この号も付録ゲームの一方がインドの次の戦争を想定した仮想戦ゲーム「ファイアーネクストタイム」なのだが、もう一つが「ウォーマスターチェス3」となっている。。こうしたチェスゲームを付録にしたところが、ヒストリカルシミュレーション誌としては非常に大きな失望を買った。
本題の方の「ファイアーネクストタイム」もボンバ本人が4ページほどの記事を載せているだけ。仮想戦とは言え、それを良いことにゲームとしてはともかくシミュレーションとして真面目に取り組んでいるのかと思わせる内容だ。表紙がミューズアルゴンヌになっているのもミスマッチで、もはや雑誌としてのまとまりはなく空中分解寸前を感じさせる。
思えば英語版コマンドは一桁の頃から定期購読していたのだが、まだ購読期間が残っているはずなのに送られてこなくなり、催促したところ一度は再開されたが、またすぐに来なくなってうやむやになってしまった。誌面の内容にも興味がもてなくなっていたので催促も最後は止めてしまったが購読者管理も杜撰だったのだと思う。
まぁ、潰れるべくして潰れたのだな‥と改めて感じる末期の号だ。S&Tの方はしっかりリサーチされていそうなのでプレイすると思うが、こちらはやらないまま手放すことになるかも知れないと言う雲行き。
ボンバ先生は、昔の言い方で言えば典型的な「ゲーム派」なのかも知れない。思えば、ヒストリカルリサーチとか、史実再現性という面では、印象に残っている仕事がない‥(^_^;