アウトポストをソロプレイ

bqsfgame2007-06-14

ゴアからサンクトペテルスブルグを経て、もう何年ぶりだろうかという「アウトポスト」へと。
プレイタイムの長さと、長い割に拡大再生産型で逆転が難しいというのが弱点という遠い日の記憶があり、少しローカルルールでいじってみた。
各開発カードは、オリジナルは人数−1枚だが、思い切って人数−2枚。そうすると、勝利得点が全体で少なくなるのでオリジナル70点終了を60点終了に。富める者の優位を少しだけ削るために、生産物カードが枯渇した場合にはVPの少ない順に配布し、足りない分はVPの多いプレイヤーが一方的に割を食うことにしてみた。
このルールで4人想定でプレイしたが、60点でも多いかなという印象。また、オリジナルの種々の多面体ダイスで開発カードを選ぶ仕組はあまり良くないので適当な配分をしてシャッフルしてデックを組んでしまう方が現実的な解法かなという気がした。
それにしても、本当に久しぶりに遊んだと思うのだが、古いゲームでありながら、基本的なメカニクスとモチーフとのマッチングが良く、今でも楽しく遊べた。「良いカード」と「ショボいカード」が明確にあるサンクトペテルスブルグより、今なおベターかも知れない。「ツァヴァンドルの王笏」なども出たが、確かにゲームシステムの進歩はあると思うが、単純に魅力という意味ではいまなお「アウトポスト」の方が優れているかも知れないと思わされた。「ツァヴァンドルの王笏」までやってみて確認するか?