ショートゲームレビュー:タンホイザー

bqsfgame2007-12-10

元はフランスのゲーム。FFGがクロスして販売するということになり、日本にもついに上陸してきた。
デザイナーはウィリアム・グロッセリン。2003年にミニチュアフィギュアを使ったSF戦闘ゲーム「ハイブリッド」を発売した時に注目したデザイナー。この「ハイブリッド」は一部では「スペースハルクより優れている」とまで賞賛された注目作だったが、フランス語圏からになるし、また未塗装フィギュアを一箱引き受けるのかと思うと二の足を踏んでしまって買わなかった‥(^_^;
その彼がオルタネートワールドの設定で再びタクティカルコンバットゲームを出したと言うのだから注目。それもFFGが目を付けてクロスしてアメリカで発売したというのだから大注目だろう。FFG経由であれば日本でも入手が容易になるわけで、「ハイブリッド」の無念も含めて買って見ることにした。「カタンの開拓」のサイズの箱かと思っていたら一回り大きい正方形ボックスでビックリ。これに4つ折で両面印刷のハードボードのマップが入っている。表は怪しい研究所、裏は魔方陣の描かれた荒地となっている。塗装済みのフィギュアが10体。そのデータシート、大量のトークン、そして48ページのフルカラーの力作ルールブックと言った中身だ。コンポーネント的なバリューは高いと思う。