SGC例会:PT式に変更したローズ&ボーツを対戦プレイする

bqsfgame2008-05-06

昨年の2月に3人でプレイした時に、20ターンで5時間ほど掛かり、その後の進行を考えると多分もう5時間くらいは掛かりそうだという結論になったローズ&ボーツ。時間もさることながら、思考負荷が重かったのがこたえて再戦が一年以上も果たせなかった。
しかし、此処へきてGWに向けて(これを書いているのはGW前)再び蔵出ししようと言うことになり、手番の入替えはターンに1回だけにしてしまい、各プレイヤーのやることは生産を除いてまとめて一括してやってしまうプレイヤーターン方式にすることで思考負荷を下げ、多少のスピードアップもできないかとテストプレイしてみることにした。
対戦は今回も3人、一人は初めて。マップは3人プレイの中ではプレイしやすいというトライアングルを採用した。プレイしてみた感想として、手番を競合する機会が減ったので、悩む機会が減ったし、手番が予定外のところで変わって作戦をまた立て直すということもなくなったので、実感としては随分とやりやすくなった気がする。もちろんオリジナルの辛いほどに考えさせられるところが良いのだというマゾヒスティックな嗜好もありだと思うのでどちらを好むかはプレイヤー次第だろう。ただ、個人的にはプレイがスムーズになって先までプレイでき、いろいろな発展した輸送隊や工場が登場するところまで見られる方が嬉しいので、恐らく今後は自分はこちらのルールでプレイすることになるだろうと思う。
前回の対戦では、最初の10ターンが2時間だったが、今回は9ターンで1時間半だった。感じとしては、20%くらいの短縮になっているかなという感じで、概ね前回の反省段階での予想通り。
ただ、終了までのターン数についてはワンダー建設に各プレイヤーが積極的かどうか次第だと言う気がしてきた。前回のミシシッピマップに比べて今回のトライアングルマップはワンダーに資源を回しやすいようで、そもそも終了までのターン数自体がミシシッピより実感できるくらい短いかも知れない。そうなるとプレイタイムは、短縮分でさらに短くなるかも知れない。
ターン数が少ないとなると、それにともなって発明の作戦なども変わってくる気がする。前回はかなり輸送隊よりの志向だったのだが、もっとVP化を急ぐために金貨や株券に積極的に替えて行かなければ勝てない可能性もありそうだ。
なんにしても今年はちゃんと終わりまでやれそうな気がしていて楽しみにしている。