個々の侵略の実行

侵略者側は、全49話の個々の侵略計画をカードとしてプレイしていく。
侵略計画には、地球人に察知されていない暗躍段階のものと、察知されたり自ら公に本格化させたりした発覚段階のものという区別がある。実際にはカードは先ず手札として獲得し、次に暗躍段階として伏せて場に配置する。その状態で侵略の進展を表すチットを載せていく。どの侵略計画でも良いから、一つの侵略計画を13チットまで進展させると侵略者は勝利することになる。
しかしながら、侵略計画の進展はそれぞれの計画の特性によって、暗躍段階での進展速度、発覚段階での進展速度が規定されている。典型的なものは、暗躍段階で1段階/ターン、発覚段階で2段階/ターンとなっている。つまり、こそこそやっている内は進みが遅いが、おおっぴらにやりだすと進展が速くなるのだ。計画の特性によっては、発覚してからも1のものもあるし、逆に暗躍段階でも2進展する非常に足の速い危険な計画も存在する。