南北戦争の権威、たかさわさんと、チカマウガ戦のオータムオブグローリーを対戦してきた。
お互いにルールを読んでソロプレイをして、かなり準備したつもりだったが、それでもシステムの個性がかなり強いので対戦してみないとわからない部分が多く疑心暗鬼の立ち上がりだった。
希望により北軍ローズクランズを持ってのバトルシナリオの対戦プレイ。バトルシナリオでは、既に第二次チャタヌーガ戦が終っておりチャタヌーガは北軍のものとなっている。
このゲームでは南軍の受け取る増援が可変になっており、その規模によって勝利条件水準が異なってくる。この部分がフォッグオブウォーで隠れているので、キャンペーンでは南軍はゲーム中盤に増援を受け取るまで勝利水準を知らないし、北軍に至っては南軍の増援部隊を捕捉して規模を把握しないと勝利水準が判らない。
ところが、バトルシナリオでは南軍の増援は最大規模だったことが明らかになっており、北軍は盤上4箇所、盤外2箇所の勝利エリアの半分3エリアを占拠しなければ勝利できないとわかっている。北軍はバトルシナリオ開始時点でチャタヌーガ、ノックスビル、ゴードンズマインの3箇所を保有しており、実は維持するだけで勝利することになる。
とは言え、チカマウガ戦開始時点でのローズクランズは攻撃を志していたし、攻撃こそ最大の防御なので北軍最右翼の騎兵を起動してもう一つの勝利エリアであるリングゴールドを牽制攻撃してみることにした。南軍としては反撃に打って出たいタイミングなので鬱陶しいのだろうが、放置する訳にも行かず対応してリングゴールド防衛に入ってきた。ともかくも、こんなことでも時間が経過していけば北軍としては勝利へのカウントダウンが進んでいる訳だ。
この後、南軍はチャタヌーガ奪回、さらにチャタヌーガ陥落なれば、その後方にあるゴードンズマインへの突破を目論んで着々と総攻撃を準備していた。
こうした南軍の総攻撃準備はフォッグオブウォーに隠れて見えなかったのだが、北軍側からチャタヌーガ間接支援のため南軍側面に攻勢を掛けたところ、その付近に敵がまったくいないことで明らかになってきた。この辺り、フォッグオブウォーの濃いゲームの醍醐味を痛感させられた。(明日の画像参照)
(つづく)