SGC例会は会場の狭い八幡山会場だったが、生憎と参加人数はいつもより多く、テーブル不足で満足にゲームがプレイできない状況になった。開始時間に到着していたので卓からあぶれることにはならずに済み、マカオを教えてもらってきた。
大航海時代を題材にした資源マネージメントゲーム。と言うと、なんか最近はそういうのも結構あるよね‥という路線。このゲームでは、さまざまな資源に対応する各色のダイスを一斉に振り、各プレイヤーはその中から2色を選んで資源を受け取る。
面白いのは、この時に出目の数の資源を受け取れる。となると大きい目を選んでたくさんもらった方が良いに決まっている。ところが、出目の数は、その資源が実際に使えるまでのターン数になっている。つまり、1を選ぶと1個しかもらえないが、その代わり1ターン目、つまりすぐに使える。6を選べば6個もらえるが、6ターン目にならないと使えない。
こうした資源を組合せてカードを購入するのだが、このカードのコストがいやらしい。同じ色の資源を4個出さないと買えないカードとかあるのだが、そうするとその色の資源を4つ以上まとめて持っていないと買えない。つまり、4以上の出目を選んでまとめて資源を獲得しないと買えない。重要なことだが資源は毎ターン使い切りである。
さらに、2色以上の資源を組合せて買うカードになると、話しがさらにややこしくなる。特定のターンに違う色の資源を持っていようとすれば、それぞれの色について適切なタイミングでダイスを選択して同じターンに色の組合せが持てるように計画しなければならない。
このシステムは斬新だし、計画性を要求するので面白い。
その一方で、なんと言ってもダイス次第なので、ガチガチに計画性を要求しているという訳でもない。
運が良ければ、たまたま上手い組合せができることもある。
さらに買う対象のカードの方もデックから毎ターン新しく引かれるので、資源を入念に仕込んでおいてもカードの捲りがショボくてガッカリということもある。
そこらへん、運の要素もミックスされていて、まぁまぁではないかと思わせるのだ。