安定して面白い北野勇作。
今回のざりがにでは、「ペットを買う人」が良かった。
楽器が生物化してペットとして買われるようになった未来。ここが先ず独特の世界設定。
そして、その世界ではペットの価値を上げるためにあらゆることをしていると言う‥(^o^) これが面白いのだが、冷静に考えてみると、今のペット事情のパロディな訳だ。
映画「ターミネーター」を思わせる「押入れのヒト」も、独特の北野ワールドになっている。決していつも同じネタでやっている訳ではないのだが、それでいて共通の肌触りみたいなものがあるのが北野作品の大きな特徴だろう。