☆急進、真珠湾の蹉跌を読む

bqsfgame2011-11-08

少し間が空いてしまいましたが、谷甲州の覇者の戦塵。
今回はついに日米開戦、真珠湾です。
とは言っても時期が1942年にズレ込んでいたり、ミッドウェイとの同時作戦だったり。そして、特型格納艇と言う中途半端な雷撃潜水艦が視点だったり。
個人的な好みかも知れないが、「ソリトンの悪魔」もそうだが、潜水艦の戦闘シーンと言うのは、どうして緊迫感が在って手に汗を握ってしまうのだろう。
思わず潜水艦戦の良いゲームがないかと思ってBGGを見てみたが、SPIのアップスコープも、AHのサブマリンも評価はイマイチのようだ。
潜水艦戦で興味を惹いたものと言うと古いS&Tのウルフパックと、最近ではサイレントウォー。だが、どちらもRAFの潜水艦戦版みたいなもので、ソロプレイの戦略級。
うーん、そう言うのを求めているんじゃないんだよなぁ。
諦めかけていたところで引っ掛かってきたのが、「深く静かに潜行せよ(Run Silent, Run Deep)」。
http://www.boardgamegeek.com/boardgame/4740/run-silent-run-deep
デザイナーは、マイケルスコットスミス。サルヴォ!や、シンク・ザ・ビスマルクの人だ。なるほど、そこらへんいずれも合格点と言う評価のあるゲームなので、良さそう。ただ、コメントを見るとAHのサブマリンの簡易版という意見も。そうか、誰がデザインしても似たり寄ったりのものができるテーマなのかなぁ。でも、サブマリンより敷居が低くてプレイもスピード感があると言うので、それはまぁ良さそうな話しではある。
本の話しに戻りますが、一気に太平洋戦争の戦記物みたいになってきて、一気呵成に読めます。ただ、シリーズの当初の意図とはズレてきたんじゃないかなぁ‥(^_^;