セントラルコマンドをソロプレイする

bqsfgame2012-02-29

20年ぶりくらいにソロプレイしてみた。
昔、ソロプレイした時にはあまり印象が良くなかったのだが、その印象から出発したせいかまずまずと言う感じを受けた。
7つの戦略拠点(空港と港湾)を争うゲームで、これが湾岸エリアに集中しているので、実際に使用するマップエリアは非常に狭い。しかし、投入される両軍のユニットも逐次投入なので、初期戦力は小さい。
アメリカ軍は、82空挺が先ず展開する。次の101空挺はエアヘッドがないと投入できないので、82空挺は空港を工兵で占拠して101空挺の到着を準備する役割を担う。そして、両空挺が到着すると次は海兵隊だが、海兵隊は港湾と、そこと連絡できる空港が必要なので、両空挺はエアヘッドから海岸線へと進出して、そのラインを確保することになる。この辺りのアメリカ軍の展開の段階的な手順がスローなのが、当時の米軍の展開規模やドクトリンに照らして妥当なのかどうか現代軍事情報に疎い筆者には良く判らない。
ただ、問題なのは、これに対抗するソビエト軍の空軍戦力が最初からフル稼働すること。特にスホーイ24とスホーイ27の対地攻撃能力が非常に高く評価されている。スホーイ24に至っては、対地攻撃支援するより単独で地上攻撃した方が成果が上がるほどの評価で、かなり違和感を感じる。もちろん米軍戦闘機もあるので、対空戦に持ち込むことはできるのだが、ソビエト空軍に量的な優位があるので、なかなかままならない。
結果として、手順を要して展開しなければならないアメリカ軍は、ソビエト空軍の妨害にあって苦戦することになりそう。それでも、展開してホルムズ海峡の拠点を一定程度制圧して勝利できるかは、最後までやってみないと判らない感じだろうか。