太陽は沈まない2を早々にソロプレイしてみた。
アサンテは、ハーフマップで、しかも盤上にチャート類が多いので、実質は1/4マップくらいの規模。しかし、それでも第三次アサンテ戦争の全体をカバーするキャンペーン級だ。
海岸から首都へとイギリス軍が侵攻し、首都を奪取できるかどうかで概ね勝敗が決まってしまうような印象だろうか。作戦的には単純すぎて妙味が薄い印象は免れない。
しかし、戦闘システムが、砲撃、射撃、白兵戦と三段階に分かれていて、固有のCRTを使って順に解決する。このため、個々の戦闘に戦術的なテイストがあるので、淡白すぎるということはない。
面白いのはどの兵科も戦力は人数規模で記載されていて、兵科による打撃力の違いはCRTの違いに反映されているところ。このため、砲兵が小規模でも殺傷力で圧倒的な存在だったことが見て取れるようになっている。
抜群に面白いとは言えないかも知れないが、なんとなく日本の戦国時代のキャンペーン級あたりであっても良さそうなシステムだ。感じとしては、賎ケ岳戦役や、GCACWくらいのプレイ感だろうか。個人的には好きな規模の切り口のゲームだ。