ハイフロンティアをソロプレイする2

bqsfgame2014-06-14

昨日に続いて宇宙開発計画に頭を悩ませています。
ルールを再読すると見落としがたくさんあって、唖然とします。
思ったより制約条件が厳しくて、そんなに簡単に軌道に乗らないことが判ってきました。
まず、経済性の高いロケットを手に入れたいのですが、重力下で開発できる白いカードにはそんなに能力の高い推進エンジンがありません。なので、まず最初のロケットを低性能の地球製で飛ばして、無重力下の工場を開設しなければなりません。
これが意外な難題です。
1:まず打ち上げのために、ロケットの乾燥重量分の水が必要。
2:航行時の消費燃料は低めの推進機関で飛びたい。
3:到着先での着陸をどうするか考えて置く。
4:到着先での探索能力を考えて置く。
5:到着先での工業化を考えて置く。
6:到着先の工業化で生産できる次世代推進機関を考えて置く。
と言うことが必要です。
実際に考える順番としては、6が先かも知れません。先々、長く付き合える経済性の高い推進機関候補をまず取得します。その推進機関を製造できるスペクトル系列を盤上で探します。そうすると、そこでの探索能力の要求値が決まります。で、地球で製造できる推進機関で、その場所へ行くための航海を考えると、初期推進機関と、現地での生産機関、現地での探索装置が決まるので、これで乾燥重量が決まります。
探索の必要条件として、現地の水マーク以下の探索能力がないとだめで、しかも現地のサイズ以下のダイスを出す必要があります。現地まで到着してからの失敗は致命的なので、失敗しないようにサイズ6以上を選択するのが普通でしょう。ところが、そうすると、今度は重力が大きいので着陸燃料消費が大きくなります。それでなくても、乾燥重量が重くて地球での離床燃料消費も大きいので、相当に辛いことになります。結果としてゲーム序盤は、適当な組み合わせの設計図が揃って、十分な水が確保できるまで、打ち上げないで水を蓄えることになりそうです。
うーん、この地道さはなんだろうという感じです。
とは言え、これがシエラマドレのシミュレーターの妥協なきテイストかとも思いますが‥(^o^) この辛さが楽しいと思えない人は、入ってくるなかれと言う感じでしょうか。いや、オリジンズは他プレイヤーとの競争が険しかったですが、本作では宇宙空間が要求する天体物理的なハードルの高さとの戦いです。一旦、無重力工場で高性能の推進機関が得られると、事態は急に改善するのでしょうか?
そこまでやってみないと何とも言えませんが、チャレンジングなゲームであることは疑いありません‥(^o^)