延々と書いてきましたが、以前に「リー・テイクス・コマンド」の時にも書いたように、このシリーズは今までのウォーゲームでは軽視されていた南北戦争の諸要素を良く表現していると思います。
「リー・テイクス・コマンド」のようにフォッグオブウォーを利用して、実体のない防衛線で接敵正面を守り抜くような場面はないかと思いますが、勝利条件の選択ルールのお陰で、また別の醍醐味がありそうです。
生憎と古い作品で、後のシリーズ作品と比べてアートワークは大幅に見劣りしますが、ゲームの本質的な醍醐味ではシリーズ第1作と思えない鋭い踏み込みだと思います。
ソロプレイでは醍醐味を味わえないので、7月の千葉会で実際に対戦してみるのが楽しみです。