パックスバルティカをソロプレイする

bqsfgame2014-11-02

ルールを読んでみた所、それほど難しくなかったので練習編であるシナリオ1をやってみました。
シナリオ1は、スウェーデンとロシア(ウクライナを含む)に絞ったゲームで、S&Tの「モスクワへ」と同様にカール12世のモスクワ遠征部分だけにフォーカスしています。
戦略的な状況を俯瞰すると、衝撃力に勝るのはスウェーデン軍です。しかし、敵地へと侵攻しなければなりません。
勝利得点は、保有する要塞都市の数で決まるRPで争います。開始時は同点ですが、スウェーデンは終了時までに12点アヘッドしなければなりません。そのためには、ロシア本土の要塞、あるいはロシアが制圧しているスウェーデン要塞都市、サンクトペテルブルグ/ナルヴァを3個奪取/奪回しなければなりません。
ただ、今回のソロプレイで実際に発生したのですが、ウクライナの動向が影響します。ウクライナが反乱すると、ロシアは直ちに8点を失います。これはかなり大きな要素です。
で、今回のソロプレイですが、ウクライナの革命でスウェーデンが8点リードしました。ところが、ロシアが「ピョートルがコサックと和解する」イベントを振り出して再びウクライナがロシアに戻りました。で、結局、スウェーデンは、ロシア領へと侵入し、3つの要塞都市を陥落させて勝利しました。
ターン数は全15ターン。1年が4ターンなので、4年弱の範囲です。
ソロプレイだとフォッグオブウォーの効果が事実上ないので、強力な軍隊が遺憾なく威力を発揮するので、スウェーデンにかなり有利な感じです。これが、ロシアの戦力が見えないと、突っ込んで勝てる相手なのか、あるいは攻撃した相手には勝てても、別方面でカウンターアタックを食うリスクはないのかとかいろいろ考えるのでしょう。そこが、相手戦力が見えない積み木の醍醐味な訳ですが。
と言うことで対戦してみてこそ真価を議論できるのかなと思っています。
一点、これは凄いと思ったのは、シナリオにプレイ時間は1〜2時間と書いてあるのですが、本当に2時間で終わりました。しかし、これもフォッグオブウォーが濃くなると伸びるので、2時間では終わらないのかなとは思いますが‥(^o^)
でも、プレイアブルで、なかなか面白そうなゲームです。