千葉会:国内戦役1814を対戦プレイする

バタイユ・ド・ヴォーシャン」が、不完全燃焼で終ってしまったので夕方から「国内戦役1814」をプレイしました。規模は違いますが、同じ戦いですね(笑)。
当方は、ヴォーシャンに引き続き連合軍を担当しました。細かい展開は記録しませんでしたが、ざっくり言ってナポレオンが南方へ強行軍して北が薄くなったのでブリュッヒャーを戦闘にシレジア方面軍ばかりで押す展開に。補給線を脅かしてきたネイを一旦撃破して、ついにブリュッヒャーがパリ攻撃を実施しました。ブリュッヒャーの指揮+1と砲兵カード+1で、パリの−1防御効果を相殺した上で+1となり、勝算がそれなりにある戦いでしたが残念ながらダイスが悪く後退。
その後、ナポレオンが北方へ転戦してきてネイと合流。最強コンビでブリュッヒャーの補給線を一旦は断ちます。しかし、次のターンには北方方面軍が参入してきて、北方方面軍側からの補給線で再びパリを窺います。しかし、ナポレオン本隊がさらにブリュッヒャー後方を襲ってきて、これに対して4以下で成功する迎撃に失敗してしまいます。後は手の内に1のカードばかりとなって投了図となりました。
連合軍としては、重要都市3個まで順調に占拠してゲームを北方軍登場まで進めたので、まずまずの出来栄えでした。パリ決戦で勝算のある所まで行ったので、勝ち切れなかったのはダイス運に恵まれなかったとしか言いようがありません。最後にインターセプトに失敗して、ナポレオン対ブリュッヒャーの大一番を迎えられなかったのも心残りです。最後のターンに手の内のカードが1ばかりになったので、ブリュッヒャーによるパリ再攻撃に賭けるしかなくなっていまったので、ブリュッヒャーの後方線が危ないのは判っていてもパリに接近した位置を取るしかなかったので、後はダイス運に恵まれなかったとしか言いようがありません。
そういう意味では、人事を尽くして最後は天命が勝敗を分けるゲームなのかなと思いました。バランス的には大接戦と言えると思います。サドンデス絡みで、Z旗が毎回のように掲揚される感じです。
で、乾坤一擲の大一番が連続する展開に当って気になったのは、インターセプトと事前退却の関連でレアケースに関する定義がルール本文では完全に規定しきれていない所でした。
手番プレイヤーのAが、敵のCを攻撃しCが事前退却に失敗。続いて手番プレイヤーのBが合流してきた時に、Cは再び事前退却のチェックはできないと言うyagi氏のジャッジがありましたが、これはルール本文には明確に規定されていません。
手番プレイヤーのDが、敵のFを攻撃。Fに隣接するGがインターセプトを失敗。続いて手番プレイヤーのEが合流してきた時に、Gが再びインターセプトの試みはできない‥と言うのは、ルール本文から読み取れましたが、いささかトリッキー。
そういう意味では、議論になるケースが何通りかあると思うので、プレイ例かQ&Aで補足して欲しい所です。上述したように乾坤一擲の大勝負が相次ぐので、そこらへんが勝敗に直結することもあり、是非サポートして欲しいものです。