2度目をプレイしてみましたが、やはり幕府軍の圧勝でした。
セットアップ時点で、京都と大阪はどちらも中立状態です。京都には西郷軍がおり、大阪には慶喜軍がいますが、自分のエリアを説得しないと補給切れで全滅してしまいます。なので、とても攻撃している陽気ではありません。で、説得の成功率が両者とも1ダイスで5以下、つまり6だけが失敗です。相場としては双方とも成功する感じなのですが、今回のプレイでは西郷軍だけ失敗してしまいました。
この最初の失敗の影響が、どうも非常に大きく、そのまま事故ってしまうようです。
幕府軍は最初に3点持っているのですが、上記の状況だと第1ターンに、函館、江戸、大阪で+3点。第2ターンに、もう+3点、第3ターンには新潟が加わって+4点で13点となります。第4ターンに大阪が陥落しましたが+3点で16点となります。
で、第5ターンの薩長軍の東進を京都でブロックすると、+3点で19点のサドンデス勝利となります。
第2ターン以降は全て薩長軍が順調に進めても第5ターンのサドンデス負けを止めることはできないようです。
と言うことは、第1ターンに西郷軍全滅、慶喜軍大坂を確保となった時点でゲームは決着が着いているということです。第1ターン事故が起こる確率が1/6弱あるということですね‥(^_^; これは、ちょっと問題ではないかなと思います。
筆者はゲームの作戦記事には否定的なので、あまり作戦分析的なことを詰めた話しは書かないのですが、さすがにこれはどうかと言う気がします。テストプレイ段階では指摘は出なかったのでしょうか?