高エネルギーで攻撃してくる小型宇宙船と遭遇。相手方が応答してきたので交渉となり、艦内に転送してきたのは小型宇宙船そのもの。
宇宙開発黎明期に生物探査任務で打ち上げられたノーマッドが、なにかに衝突して故障。任務を、完全生物の探索と、不完全生物の根絶と誤認している。艦内の乗員を不完全生物と認識して、いきなりチャーリーが殺されてしまう。もう死んでいると衝撃を受けるボーンズ。意外なことに、艦長を自分の設計者と勘違いしたノーマッドは、チャーリーの修理を依頼するかと打診してくる。
旧式探査機であるノーマッドが、どうしてエンタープライズを屈服させるほど強力なのかなど、辻褄の合わない処が散見されるが、スタートレック世界の恒星間航行黎明期が言及され、B級SFとしては面白い部分もある。