中日と阪急のトレード

bqsfgame2017-01-28

一年余り前に「中日とロッテのトレード」の話しを書いた。その続編。
中日から見て、阪急とのトレードは後悔の歴史のように思う。
典型的なのは76年。島谷と稲葉を出して、森本と戸田を取ったが、阪急に行った二人の活躍ぶりを見ると、大失敗と言わざるを得なかった。
次が79年で、左のエースだった松本を出して三枝を取ったら、松本が阪急で最後の一花を咲かせたので、やはり後悔が残った。
この2つの大きな失敗がトラウマになったか、次は間が空いて86年。内田捕手を出して、乱闘要員とも言われた岩本を獲得している。
90年には星野監督が嫌っていた川畑を出して、代わりに南牟礼を取っている。これも少し勿体なかっただろうか。
ぐっと最近になって2002年に、山崎を出して平井を取った。これは中日から見て成功した数少ない事例と言えるだろう。もっとも山崎も分配ドラフトを経て楽天に行ってから一花咲かせたので、そんなにアンバランスではない。
一番新しいのは2013年に岩崎恭平を出して三ツ俣を取ったトレードか。似たようなタイプの交換だが、中日から見ると若返り効果はあった。
画像は、ちぎっては投げの松本。