グローリーを見る

WOWOWです。
アカデミー賞助演男優賞デンゼル・ワシントン)、録音賞などの受賞作ということで、この時期に。
北軍の第54マサチューセッツ連隊。最初の黒人兵部隊を描いた作品です。
正直に言うと、戦争映画なのか、人種問題映画なのか、なんとなく焦点がはっきりしない印象を受けました。そもそも南北戦争自体が人種問題と不可分なので区分不能なのかもしれませんが。
冒頭がアンティータムで、最後がワグナー要塞ですから、戦場シーンは非常に見ていて辛いです。
なんで敵が銃を構えて待ち構えている所に前進していくのか、制圧できていない要塞に突撃するのか、そこらへん素人が見ても疑問を感じる作戦という気がします。史実通りなので仕方がないのではありますが。
ジョージア州に入って南部の民家を略奪後焼き払うシーンに、わざわざ焦土作戦の解説が用意されていたのは親切でした。
出来栄えとしては、1回見ればもう良いかなと言う感じです。