第４回は、発見されてキャンプに繋がれた犬（ヴィンセント）が夜中に吼えるシーンから始まります。前回の最後のエピソードから引っ張る形が定番なのですね。機体の中から物音がするので、恐る恐る調べようとすると、動物が逃げ出していきました。暗闇で他の者が確認できなかったのに、ロックは「イノシシだ」と看破します。死体の腐肉を漁りに来ていたのです。ジャックは、死体をまとめて焼くことを提案します。クレアは単に焼くのでなく簡単で良いから追悼式をしようと言い出し、亡くなった人の名前や人となりを調べ始めます。
サイードが、また機器いじりを始めました。受信機を作って、メッセージの発信場所を三角測量し、そこにあるはずの電源を確保しようと言うのです。
一方、食料も底を尽きました。ロックは、イノシシを狩りに行くことを提案します。へそ曲がりのシャノンは、自分は魚を取って見せると言い出し、チャーリーをそそのかして魚とりをやらせます。
イノシシ狩猟隊は、ロックにケイト、さらにロックの正体に関心を持つマイケルで出発します。マイケルは不在時のウォルトの監視をサンに頼みます。サンは困惑しながらも韓国語で了解します。
ロックの回想シーン。アメリカで会社勤めをしていますが、勤務先に彼を大佐と呼ぶ謎の電話が掛かってきます。一方で上司はロックのことをあからさまに無能扱いしています。
ブーンは、自分とジャックが蘇生処置をした黒人女性ローズが、何も食べていないことに気付きジャックに相談します。ジャックに亡くなった夫の追悼式に出てはどうかと言われたローズは、事故時に後部トイレに行っていた夫は亡くなっていないと主張します。彼らも逆に前部座席の人間は死んだと思っているのではと言うのです。
狩猟隊はイノシシと遭遇しますが、不覚にもマイケルが負傷。ケイトが付き添って戻ることになります。ケイトは途中でサイードのアンテナ設置を試みますが、失敗して壊してしまいます。
一人になったロックはイノシシを追い続けますが、その前に咆哮するモンスターが登場します。
海岸でジャックは父の幻影を始めてみます。それを追って森に入ると、ちょうどイノシシを持ち帰ったロックと出会います。一方、魚の方はチャーリーが戦果を挙げシャノンに渡しますが、素直に感謝されず複雑な面持ち。
夜の追悼式では、クレアが調べた死者のことを紹介していきます。
最後はロックの回想シーンです。オーストラリアでのアボリジニの魂の旅に参加すべく渡航したのですが、車いすであることを隠していたために直前で断られてしまいます。
そして、墜落直後にロックが自分の足で歩き始めるシーンへと繋がって終ります。
