ネメシスのルールを読む

対戦直前になり、ようやく読み終わりました。
いくつか気になるサブシステムがあるので、紹介しておきます。
1:ZOCが弱い
すごく弱いです。相手の拡張移動(いわゆる戦略移動)を禁止する効果しかありません。
言い換えれば、進入停止でない、ZOC間直接移動も可能、マストアタック効果もない、なんと相手の補給も妨害しないし、要塞建設や補充行動すら妨害しません。
まぁ、インパール方面の地勢とマップスケールを考えれば、そんなものかも知れませんが。
2:部隊の能力値による能力の差が大きい
部隊の能力が3から1まであります。それによって、ZOC発生能力が違う、戦闘時に互いの差分がコラムシフトになる、拡張移動能力が違うなどいろいろなことが違います。頭に入れて漏れなく正しく運用するのが難しそう。
3:勝利得点は本国司令官のゴキゲンポイント方式
こう書くと判りませんが、要するにミランダの「聖戦アフガニスタン」やブライアンの「アルジェリア」と同じ方式です。ゲリラ戦などの政治的色彩が強いゲームでは、近年よく見掛ける方式ですが、WW2のオーソドックスな作戦級では珍しいと感じます。