茨城会:ネメシスを対戦プレイする

ちょっとだけズレています。
本当は茨城会は24日です。
ゲームオーナーの提督さんに教えてもらい、日本軍で対戦しました。11時くらいにスタートして17時くらいまで。正味5時間くらいで、5ターンだったかと思います。
慣れてくるとそんなに難しいゲームではありませんが、独創的な概念の組合せでできているので、最初に何をして良いのか非常に見えにくいゲームです。その意味で、敷居が高いとは言わざるを得ないでしょう。
日本軍の攻勢でゲームは始まり、雨期の到来と共に退潮傾向に陥り、最後は戦線崩壊に至るようですが、この日はそこまで行きませんでした。
ざっくりと戦線は西部戦線のコヒマ方面と、東部戦線のスティルウェル部隊方面とに分かれています。ですので4人プレイに向いているよとはデザイナーの意見。しかし、コヒマ方面への補給路設定の都合でチンディット部隊の降下ゾーンが問題になるので、全局的な相互作用はあります。
ゲーム自体は非常に面白くプレイできました。
コヒマが第2ターン後半に攻略でき、結局、終了時まで維持できました。スティルウェル部隊の消耗戦には閉口しましたが、最後まで突破はされませんでした。インパール南方で包囲した敵も最終的に殲滅に成功。そんなこんなで終了時には、ヒロヒトポイントは8点、チャーチルポイントは0点でした。もう少しで日本のサドンデスと言った局面で時間切れとしました。
全体としてのシチュエーションが面白いのが第一。
特異なサブシステムですが、この戦場の雰囲気を表現するのに成功していると思います。
慣れるまで時間が必要なので、互いにゲームを保有してソロプレイしてからやるのが良いとは思いますが、そういうゲームは他にも多いので大きな欠点とは言えないでしょう。
これをプレイして、キム・カンガーは、なかなかやるなと評価できたので、「ここはフランスだ!」も発掘して稼働させなくては。