2019-02-25 ×上海租界興亡史を読むのを挫折する 上海租界熱が再燃したので、世評を読んで本書を図書館から借りてきました。 残念ながら挫折。 リーダビリティが悪いのが最大要因です。そもそも書名が誤解を招いていると思います。上海租界に主語がある訳ではなく、大英帝国時代に海外植民地へ出て暮らし、そこで死んでいった一人の英僑の物語です。 狙いは、その人生を通して大英帝国の崩壊を描くことであり、上海に力点がある訳ではないのです。