突然ですがラシオ戦線での活躍を見て、イギリス軍の大戦前半主力爆撃機ブレニムのファンになりました(笑)
調べてみると、戦間期に世界最速の旅客機として開発されたものを転用した爆撃機なのですね。イギリス人らしい現実的な発想の産物と言う気がします。
WIKIによると、バトルオブブリテンに夜間戦闘機として参加し、ドイツ本土爆撃にも参加したそうですから、大戦中、フルに活躍したと言えます。基本設計が良い兵器は、派生型が生まれて長命なものですが、その典型のような。
双発爆撃機にしては小型で爆弾搭載量が少なく、大戦末期には後継機に道を譲らざるを得ませんでした。が、それにしてもイギリスの空を守った機種の一つなのですね。
ビルマ戦線では加藤隼隊の加藤中佐を落とすというラッキーヒットを得ています。たくさん運用機会を得たので、武勇伝もいろいろあるようです。
ライヴァルはウェリントン、後継機はレンドリースではボストン、イギリス機ではランカスターになるのでしょうか。