レッスルマニア36感想

コロナ騒動の渦中、史上初の無観客レッスルマニアとなったそうです。

ご愁傷様です。

f:id:bqsfgame:20200409083422j:plain

個人的に注目だったロウ女子王座戦(でも第4試合)。

意外なことに超雄、ベッキー・リンチベイズラーをフォールして防衛しました。これで彼女の王座は二年目へ突入しました。常に次のストーリーラインを求めて王座を交代させていくWWEにあっては、大変な記録です。

ただ決着がクラッチホールドだったのでベイズラーは納得しておらず、両者の抗争は続くのでしょう。推測ですが最後は金網まで行くのかなと思っています。そこでベイズラーが勝利するのかなと思いますが、彼女も年齢がベッキーより上なので、そこがネックかなと思います。

少し残念に思うのは、ベイズラーが負けてしまうと、ベイズラーの踏み台になったレスラーたちの価値が相対的に下がってしまうことです。

WWEヘヴィー級王座は、ロイヤルランブル勝者のドリュー・マッキンタイアが勝利して新王者に。

去年の今頃はシェーン・マクマホンの用心棒みたいな存在だったのに、地味ながら確かな実力で人気を高めて、とうとう王座に辿り着きました。「クレイモア」一本頼みのファイトスタイルは気になるのですが、取りあえず「おめでとう」と言っておきましょう。

捻った所では、新日本で活躍したウォーマシンのハンソンのラヴストーリーが成就しました。マンディ・ローズへの初心な恋物語を、鼻持ちならないドルフ・ジグラーに妨害(ローズの相方のデヴィルの差金)されていましたが、ジグラーを撃破してローズをお姫様抱っこしての退場は、もし観客がいたら大いに盛り上がっていたことと思います。

f:id:bqsfgame:20200409081757j:plain

アレクサ・ブリスは、アスカの歌舞伎ウォリアーズを破ってタッグ王座を奪回。アスカは懸念通り先が見えません。

ちょっと気にしているリヴ・モーガンは二日目の第一試合でチャンバー敗者同士のナタリア戦に勝利。

5人スレット戦では分が悪いと見られていたベイリーは、意外にもサーシャ、レイシー、ネオミ(日本メディアではナオミ表記ですが原音に近い表記にしました)、タミーナを相手に防衛。

ロイヤルランブル勝者ながらNXT王座を選んだシャーロットは、順当にリプリーを倒して王座戴冠。でも、彼女にとって「今さらNXT感」は否めないと思うのですが。

そうそう、ユニヴァーサル王座の方は、ストローマンがゴールドバーグを倒して戴冠しました。レスナーとゴールドバーグが失冠したことで、時代の歯車が回ったような気がします。