現代海戦三国志をソロプレイする

積読にならない内にと、消化しました。

水上艦、潜水艦、陸軍機の3つのアクションチットを両軍が持っており、まとめてカップに入れて一枚ずつ引いてアクションします。

この3つに分類してそれぞれアクションする大枠は、フリートシリーズと共通しています。まぁ、現代海戦のフレームワークと言うことなのでしょうか。

最初の竹島シナリオをソロプレイしました。

日本軍の拠点は舞鶴、韓国軍の拠点は釜山です。竹島に補給ポイントを揚陸するとVP。一方が揚陸すると相手はできなくなるので、基本線は揚陸の先陣争いです。

それを阻止するには、先に上陸するのが良いのですが、そこはチットの引き次第。と言うことで、まず陸軍機によって相手艦隊を発見、可能ならば次に対艦爆撃したい所です。

ただ、陸軍機のオペレーションでは、行動距離を決めた上でダイスを振って任務ユニット数を決めます。このダイスの影響が大きいです。索敵される側は迎撃できます。で、迎撃すると制空戦闘となります。この解決方法が選択できて、同時解決にして損害は防御側が選ぶか、攻撃側先攻にする代わりに命中を得た側が損害を割り振るかを選べます。

迎撃側としては任務機を落とせば良いので損害を割り振れた方が良いのですが、それをしようとすると先に相手の制空戦闘機の攻撃を受けるようになります。もっとも、攻撃側は任務機と制空機に分けているので制空機が迎撃機と同数以上いる可能性は低い訳です。しかし、そこは上述したように任務機数を決めるダイス次第な訳です。

本シナリオでは有力な水上艦隊が両者とも1、2個しかありません。そして目標へクスは、基本的に竹島しかありません。ですので、あまり作戦的な駆け引きの余地がありません。まぁ、ゲームシステムを一通り使ってみる練習シナリオという感じでしょうか。

ソロプレイする限りにおいて、特に判りにくいとか難しいと感じる部分はありませんでした。プレイ時間の1~3時間と言うのも、まず順当なのではないでしょうか。

潜水艦は先遣隊となっているので、水上艦隊が来るのを竹島周辺で待つのでしょうか。その潜水艦同士で前哨戦をやるかどうかは、敵潜水艦がソナーに掛かるかどうか次第です。

全般的に索敵次第なのですが、海戦と言うのはそういうものだという整理かも知れません。競技ゲームとして妙味があるかは、大きいシナリオをやってみてから評価します。