旧版です。
残念ながら新版は見切りを付けました。
今回はワグラムです。希望してカール大公側をプレイしました。ナポレオンは水戸さんです。
4ターン目のフランス軍側が終了する所までプレイして、フランスの投了図となりました。
第1ターンに、オーストリアのフェルディナンドが強行軍してワルシャワ(ワルシャワ大公国)を包囲します。
第2ターンに、最初に強行軍に失敗したプラハに配置の無名リーダーがドレスデンを包囲します。
第2ターンの同盟軍戦闘フェイズに両都市とも陥落しました。
第3ターンの同盟フェイズに、上記2都市の修整により、同盟国側にロシアと、ブルンズヴィックが参戦しました。
ダヴーを先陣とするナポレオン本隊はウィーンへと接近してきます。しかし、オーストリア軍はイタリア方面のヨハンも撤収してウィーン=プラハ防衛線を構築します。
ブルンズヴィックが参戦したことでプラハの別動隊は北上してカッセル方面を目指しました。次にプロシアのブリュッヒャー本隊が参戦したならば、カッセルを攻撃しようという意図です。
この状態で、フランスはカッセルを守り抜いた上で、プラハとウィーンを取るという勝利条件の達成は極めて困難と見て投了となりました。
感想戦では、フランスはどうすれば良いのかという考察を議論しました。ワルシャワは孤立しており、これが陥落するのは止むを得ません。ドレスデンも包囲はされてしまい、これを緊急救援するのはダヴーくらいしか間に合いそうにありません。ダヴーをウィーンやプラハの攻略に回せないとすると、それはそれで勝利条件達成に支障がありそうです。
フランス軍側としては同盟ダイス修整を得るには、インスブルックを早急に攻略するか、敵5戦力以上がいるマスに攻撃を掛けるしかありません。ダヴーがドレスデンを攻撃する5戦力以上のスタックを攻撃すれば、ドレスデン救援を兼ねて修整を得られる可能性があるので、これが本線でしょうか。
そうすると、今度はオーストリア軍は攻撃されそうなスタックを4戦力以下に抑えるか、場合によってはダヴーを返り討ちにすることを考えるのでしょうか。この展開は、なかなか面白そうです。
と言うことで、このシナリオは、また再戦してみようということで終りました。
●あと日本語版の包囲のルールが間違っています。包囲6のマーカーがないのは、必ず陥落するからだと書いてありますが、英文には6になることはなく包囲は無限に続き得ると新版と同じことが書いてあります。
他にもいくつか旧版と新版ではルールが異なっている所がありましたが、メモを取らなかったので失念しました。
●重要なワグラムシナリオの間違いとして、シナリオ開始は5月ではなく3月です。4月に増援があるのはおかしいと確認した結果、そもそも開始時期が間違っていました。