TBSです。
意外なことに鈴木亮平は、民放ドラマの主演は初めてだそうです。そうか、朝ドラから大河主演へと進んでも、そんなこともあるのですね。
逆に言えば、中園組と見られてしまって、他の脚本家が使いにくいということなのでしょうか。
相棒が吉岡里帆。こちらも「カルテット」であざと女子のイメージが付いてしまって恋愛ヒロイン未経験者。
そういう意味では民放連ドラとしては手垢のついていないキャスティングとなっています。
その昔に「恋愛小説家」という連ドラがありましたが、何の関係もありません。オマージュでもパロディでもありません。
ダメ男ホイホイと自認するヒロインが、葬祭場の仕事で初恋の人の葬儀を担当。その葬儀で知り合った彼の兄の所に甥っ子を送って行くことに。そこで、天才漫画家のエピソードモチーフとして恋愛して、その詳細を報告する仕事を押し付けられ‥というお話し。
荒唐無稽な設定ですが、主演する二人の演技力で、それなりに見せています。もちろんシリアスになったりはしませんが、コメディとして楽しく見られます。
二人の間に立って荒唐無稽なアルバイトの進捗を管理する担当編集者の片岡愛之助の好演がストーリーを破綻させずに前へ進めている感じがします。
吉岡はグラビアもやっているので、可愛いしスタイルもまずまずです。こういう役をやったことがないのが不思議なくらいです。