NHK杯囲碁トーナメントは、コンスタントに見ています。
楽しく見られるかどうかの最重要ポイントは解説者です。
最近で、これは酷かったと思ったのが大西竜平君。21才と若く、両対局者どころか聞き手の星合二段より4つ年下。そういう事情もあって遠慮が走ったのでしょうが、それにしても解説の体をなしていませんでした。これだったら星合さんを解説にして、大西君を聞き手にしなければいけなかったのではないかと思います。
若手解説者がいけないという訳ではないと思うのですが、聞き手より年下になるとさすがにスムーズに行かないのかなと思いました。(別に星合さんが意地悪したわけではありません、念のため)
それ以外では、蘇耀国九段の解説も好感を持てませんでした。自己韜晦が過ぎると聞いていて楽しくなくなります。いやしくも解説者なのですから、それなりに自信を持って解説らしい解説をして欲しいと思いました。
解説者としての能力と言うのは、棋力とはまた別の要素なので棋力だけで選ぶと意外と失敗するのかなと思ったりもしています。多分、NHKさんが選ばれていると思うのですが、よく考えて欲しいと思います。