最終回をきちんと放送当日に見ました。
良かったです。
本作では過去の冤罪事件を追っていて襲われた恋人（大島優子）の求めていた真相が通奏低音でしたが、なんと最終回の依頼人が、その真犯人だったと言う趣向です。
真犯人だと判った所で、既に別の人間を犯人として死刑に処してしまっているので、その犯罪で問い直すことができない。そこで、今回の依頼の別の殺人事件について死刑を出してしまうべきかどうかという究極の弁護に関する決断がクライマックスです。
鷹野は一度は被告人は死刑に処すべきと主張してから、それは個人としての意見で、弁護人としては‥と弁護士バッチを付け直します。
なかなかに重厚な法定ドラマでした。
「サギデカ」も良かったですが、本作もかなり良かったと思います。
ちょっと重苦しすぎるでしょうか。
亀梨和也は、初めて「良い」と思いました。「セカンドラブ」の時とは大違いです。
