新宿武蔵野館まで行きました。
リアルタイムでは4日のことです。
舞台挨拶付きの回の席がどうしたものか残っていたので直前週末にネット購入しました。
ネタバレ注意
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売れないけれど諦められない小劇団の座付き脚本家の役です。
一度、賞を取ったことがあるのですが、実はそれは妹のを自分の名前で送って受賞したバリバリの盗作。
ということで妹とはわだかまりまくっています。
その妹が亡くなったという連絡がくる所から始まります。
妹の告別式で、実は妹が腹違いだということが判り、さらに愕然とします。
一方、劇団は3年間開店休業だったのですが、団員の結婚があって久しぶりに集まり、そこで劇団の将来について意見が衝突します。
小劇団の主演女優で高校からの腐れ縁の親友を演じる日高七海(右側)は、時に真奈美によりそい、時にぶつかりあいます。
かなり長く感じた95分が終わって舞台挨拶。
開演前のロビーで騒然としていたテレビ東京さんを筆頭にTBSなど複数メディアが来ていました。
司会者の話しの引きだし方が良く、劇中の様々なシーンについてネタばらしが。日高がブラックコーヒーを2本買ってきて真奈美に渡して飲むシーンで、本番で玲奈ちゃんが飲んでみたら微糖だったので、あれこれで良いの?‥と缶を見つめるシーンがあったそうなのですが、気付きませんでした。
舞台あいさつに背の高い美人がいて誰かと思ったら、妹の会社の後輩を演じた江野沢愛美さんだそうです(左側)。華のある美人で、また遠くなくどこかで見掛けることでしょう。
もう一人、背が低いけれどもいかにもアイドル系の女性が現れて、誰あろう監督の前田聖来さんでした。「映画監督にしては無駄に美人」と思いましたが、元女優と書かれていてなるほどと思いました。下北沢の短編映画では既に名の知れた存在なのだそうですが、今回は初めての長編映画だそうです。
当初の構想からは大変動が何回もあっての本作なのだそうですが、早い時期からキャスティングが決まっていて主要キャストの意見も入れながら現在の形に辿り着いたそうです。
江野沢さんが松井玲奈の家に酔って深夜に訪問するシーンの台詞はアドリヴだそうで、撮った時には監督は使わないと言っていたのに出来上がって見たら全部使われていて驚いたとか。
そんないろいろを聞くと、もう一回、見たい気もしましたが、既に満員なので素直に帰りました。