アラビアのロレンスを見る

 WOWOWです。

 今年の三が日は、元旦に「風と共に去りぬ」、二日が本作、三日が「タイタニック」と三時間を悠に越える作品を連日放送しておりました。

 中で、昨年暮れの「六日間戦争」の影響で、これだけ狙って録画視聴しました。

 ご存知の通り、イギリス軍将校ロレンス中尉(作品中でどんどん出世してしまいます)の実話です。

 とは言え、前半のアクバ攻略戦は、結局はイギリス軍支援のためですし、後半のダマスカスへの進撃も決してアラブのためという訳ではなく、イギリスという国もイギリス人も信用ならぬ連中だという認識を深めるばかりです。

 綺麗なヒロインも出てきませんし、ストーリー的にも上述のようにあまり意気上がらないので、3時間45分は非常に辛く感じました。

 ただ、中東と言う土地の実情と、そこでの軍事作戦の実情(WW1当時のですが)は見られたので、まあ良しとするかと言う整理です。