ノルウェー!をソロプレイする

ミランダのノルウェー1940をソロプレイした上で、ノルウェー!に戻ってみました。
前回のプレイではドイツ軍が制空権を確立して勝利したのですが、今回は逆にイギリスが制空権を確立して勝利しました。制空権は非常に強力で、これを最初の空戦(ドイツ空軍対イギリス空母)でどちらが獲得するかがゲーム全体の帰趨を大きく左右するようです。
ミランダ作品と比較するとノルウェー!は言ってみれば前半部分しかありません。イギリス軍の上陸余地はありますが、それはノルウェー守備隊の増強によるドイツ侵攻の妨害であり、ミランダ作品のようにノルウェーが一旦制圧された後に本格的に逆上陸する物とは違います。また、前半しかないのですが、ミランダ作品では前半はドイツが圧倒的なのに対して、ノルウェー!ではドイツの強さは圧倒的と言うほどではありません。イギリス空母の制空権を許してしまうと、十分な規模の上陸部隊を送り込めずに敗北する可能性もあります。代わって、本作ではノルウェーではなく通商破壊戦で勝つと言う選択肢が与えられているのが大きな特徴です。ただ、いずれにしても重要な制空戦闘のために2個目の空軍部隊を運用しようとすると上陸作戦に入らざるを得なくなっているように思います。空軍の支援なしで通商破壊戦に打って出られるのか、一度試してみる必要があるかと思っています。