カロリング朝の黄昏の総合評価

 対戦まで辿り着いたので改めて評価したいと思います。

 今回、3人シナリオを選びましたが、これで十分と思いました。まず支配マーカーの数が十分に用意されているのが3色しかないので、4人以上でプレイするにはコンポーネント不備と思います。

 また、3人しかいなくても、ノンプレイヤー勢力が非常に強力で活躍もするので、実質的には6勢力くらいでプレイしている印象となり、十二分に賑やかなのです。

 あとムスリムやビザンティンのような大勢力以外の小勢力にも存在感がありました。教皇領を期せずして担当しましたが、ローマ包囲戦の波状攻撃には十分に役に立ちました。これは攻城戦では、1回のMV勝利で籠城側に1損害しか出ないというCRTの特例付記に今回気付いたためでもあります。

 プレイしていて疑念が生じたものとして、通常戦力として民兵と戦士があるのですが、民兵の方がコストが安く、維持費の特例措置もあるので、戦士を買う理由がまったくないのではという疑問が出ました。ルールの途中の段階までは、なにか民兵にはできないことがあったのをデベロップメントで削ってしまったのではないかという推理が出ましたが確認できません。BGGに質問でしょうか。