×すべての終りのはじまりを読むのを挫折する

 図書館です。

「危険なビジョン」に収録されていたエムシュウィラーの短編集が出ていたとは。アンテナが低くて全然気づきませんでした。幸いにして図書館にあったので借り出し。

 国書刊行会の新しいシリーズ「短篇小説の快楽」だそうです。既に、ビオイ=カサーレス、ウィリアム・トレヴァーなど4冊が上梓されています。次のイタロ・カルヴィーノが良さそうですね。
 うーん‥。
「私はあなたと暮らしているけれど、あなたはそれを知らない」は、タイトルそのままです。プリーストの「魔法」と非常に近いテイストです。ただ、本作は知られずに住んでいる謎の人物側の視点。しかも、非常に意地悪です。
 正直言って後味わるいです。
「すべての終わりの始まり」表題作にしてネビュラ賞受賞作。
 うーん、良くわかりませんでした。
 二作読んだところでリーダビリティの低さと、表題作が理解不能で挫折です。
 マイナー志向買いの失敗例といったところでしょうか。
 序文を読んで初めて知ったのですが、70を過ぎてから活発に書き始めた白髪の可愛らしいお婆さんで、女性高齢者視点の作品が目立つようです。