ワラスのゲーム

試みにギークでワラスで検索して見た。ギーク評価の高い順に見ていくと、
●エイジオブスティーム:8.02
シンプルで短時間で遊べる18xxシリーズ的な鉄道ゲーム。18xxシリーズがどうしても重厚なので、確かにこのくらいのものが欲しいところではあった。ただ和訳にいろいろとエラーが多いらしく、ちゃんとしたルールで遊べていない懸念があり。
●ストラグルオブエンパイアーズ:7.96
最近、周囲で話題になっている。この評価水準だと期待できそうだが、個人的には近代は守備範囲外なので周囲の感想を待っているところ。
●プリンスオブルネサンス:7.83
しばらく前の話題作。このあたりを境にワラスの重量級ゲームの評価が急速に高まってきたような気がする。個人的には未見のまま今に至っている。
リベルテ:7.40
フランス革命のゲーム。AWEのずばりフランス革命ヒストリカルシミュレーションはプレイしないまま手放してしまったが、ここらへんの時代は守備しきれずに断念したゾーン。ドイツゲーム的なプレイアビリティで、かつヒストリカルフレイバーがあるのなら興味あるのだがどうだろうか? 評価はかなり高いが‥?
ルーンバウンド:7.11
守備範囲内、本編入手済みながら、手が回らないでいる一作。拡張が既に出ており、さらに次も予告されているのでどこかでプレイして拡張まで手を広げるかどうか決めなくては。
●エンパイアオブアンシェントワールド:6.94
これも守備範囲。ただ、ワラスの中では評価が上がる以前の時期になり、ギークや友人の評価でもリスク程度でヒストリカルフレイバーは弱いとのことなので見送り。
テュロス:6.68
これも守備範囲。時期や紹介文から見てウォーゲームではなく交易題材のファミリーゲームらしい。一見して見たいところではある。
●ローズオブクリエーション:6.29
神様になるという題材のゲーム。どんなシステムなのか見てみたい気はする。
●白蓮:6.08
メビウス便で一時期持っていた。中国題材の陣取りゲームで独特のテイストがあり悪くないと思うのだが、評価はあまり芳しくない。
●1630:5.67
発売当時にニフティでは、「近頃サンマルと言えば1830ではなく1630」と言う人がいて物議をかもしたゲーム。コンドッティエリ、イントリーゲなどとともに、マキャベリズム時代のイタリアンモチーフで非常に辛辣なゲームという記憶がある。ストイックなゲームシステムだが着想には切れがあったと思う。華がなくプレイ感が厳しいのでギーク的には評価が上がらないタイプのゲームかも知れないが、個人的にはワラスの才能を感じさせる優れたデザインだったと思う。
●ストッカーズ:5.24
これもシンプルで切れのあるシステムのレースゲーム。この2作品がワラスだったというのは今回の発見。なるほど昔から才気を感じさせるデザインをしていたのだなと思う。このゲームが5点代というのは過小評価だと思う。1630もそうだが、プレイの楽しさという面では難点があるかも知れないが、デザインの切れ味は鋭いと思う。あと初期のウォーフロッグのゲームは、ボックス構造がいただけなかったという記憶がある。

こうして見ると1630とストッカーズを持っていたのでワラスとの付き合いは古く、当時から切れ味は良かったと思う。最近になって世間的にはブレークしているのに、個人的には付き合いがなくなってしまった。なにかキッカケがあれば、テュロスリベルテあたりはやってみたいものだ。