モスビーズレイダースのルールを読む

bqsfgame2005-05-26

南北戦争の63年に北軍のフッカーの部隊に対してゲリラ活動を展開したモスビーの襲撃隊の活躍を扱ったヴィクトリーゲームズのソロプレイゲーム。
ゲリラ戦は洋の東西を問わず不人気らしいが、個人的には好きなジャンル。理由はWW2の東部戦線と同じで、異質な勢力が互いの特徴を生かしてぶつかり合うところがゲームシチュエーションとして面白いと思うから。
とは言えソリテアゲームとなると、少数で神出鬼没のゲリラ側を指揮して、兵力豊富だが融通の効かない北軍正規軍という魯鈍なシステムを相手にプレイすると言った感じで果たして面白いのだろうか‥という不安は感じるところ。
しかし、デザイナーはヴィクトリーゲームズであの傑作「The Civil War」、「Across 5 Aprils」をデザインしたエリック・リー・スミスとあっては一度やってみてから語らねばなるまい。
ルールブックを読んだ印象としては、なにかすると北軍アクティベーションチェックをして、アクティベートが起こると戦闘ラウンドが始まってという感じ。同じような処理がいろいろなところで反復的に説明されるので少々うんざり。
いっそ、フローチャートで説明してもらって、同じ処理になるところは共通サブルーチンにして記述してもらった方が、ずっと分量も少なくなって理解もしやすく、プレイ時に参照するのも容易な気がする。
ボックスにニュー・ソリテアシステムと書いてあるが、ルールを読んだ段階では目から鱗とかいう感じはしない。