忙しいときほど作業中に発見した懐かしいものについ気を取られてそちらの作業が捗ってしまうということがある。引越しの荷物をまとめていて思わぬものが見つかって読み耽ってしまうというアレである。
本当はサンダーズエッジの準備をしなければいけないのだが、「エルリック」がたまたま目に入ってついルールブックを読んだり、ハヤカワ文庫を眺めたりしている内に、結局、シナリオ５：新王国の抗争をソロプレイしてしまった。
ヴィルミールプレイヤーが順調に召還を進めて炎の運び手、バクシャーン、ナドソコルなどをまとめた。準備完了とばかりに東南端のピカレイドでくすぶっているエルリックを迎えにやったところまではＯＫ。
ところが、出遅れていたロルミールプレイヤーが土壇場で紫の街の島とフィルカールの召還に成功、俄かに海軍大国に。本国から連れて来たザロジニア（エルリックの最後の奥さん、ストームブリンガーで混沌により非業の死を遂げる）を使って海上でヴィルミール艦隊をインターセプトしてエルリックを奪い、さらにヴィルミール艦隊を撃破してしまう。この時点で７ターン、「エルリックの悪夢」による抵抗が不発に終わり、２ターン後にロルミール艦隊によりイルムイルが陥落。残りが１ターンでは逆転の余地はあり得ず終了となった。
発売当時以来だから２０年ぶりくらいにプレイしたかと思うが、ネガティブなイメージが残っていて期待していなかったのが良かったのか、覚えていたよりずっと面白くプレイできた‥(^o^；
画像は第７ターンの問題の艦隊決戦。ロルミール側にはピアレーと混沌艦隊が、ヴィルミール側には自由艦隊がいて正に大決戦だった。
