GJ17号を入手

bqsfgame2005-12-03

今号の付録は「関が原強襲」。関が原は題材として嫌いではないのだが、個人的には関が原で決戦を迎えるまでにどう策動したかが重要な気がする。その意味でエポックの関が原の着眼点のゲームの方が、バーグのショーグントライアムファントや本号のような切り口のものより好きかも。
それ以外ではゲームガイドの吉永さんの書かれている「レジェンド・ビギンズ」、「ウォーオブザリング」は興味深く読んだ。
「レジェンド・ビギンズ」は亡くなられた越田さんと一度シナリオを対戦したことがあるが、傑作だと思う。ただ、ガイドにも書かれている通りフルマッププレイを原則としているのが難点で、細長い北アフリカのマップは日本のゲーマーのテーブル事情では配置に苦しい‥(^_^; 英語版は以前に手放し、今回の日本語版の段階で再入手を考えたのだが、どうもプレイする場が想定できなくて未だに悩んでいる。ゲーム内容自体なら東部戦線の復刻版を買ってこちらを買わない理由はない(端的に言えば東部戦線は佳作だが、レジェンドビギンズは傑作なので)のだが、プレイする場の想定という意味では東部戦線はずっと想定しやすい。
「ウォーオブザリング」は近い内に記事で書こうかと思っていたので「やられた!」という感じだろうか。ただ、吉永さんのガイドはゲームシステム紹介に力点があるので、それがストーリー的にどんなドラマを生むのかという切口で時期をおいてまた別に紹介することは意義があろうかと言う気がする。昨年の暮れも亡くなられた竹中さんと「レッドクリスマス」の紹介がバッティングして延期した事情があり、毎年12月発売号の記事選択は鬼門かも知れない‥(^_^;
それ以外ではエポックの「銀河帝国の盛衰」のMMPでのライセンス出版の話しが詰まってきているというのは非常に楽しみ‥(^o^)