ルーンバウンド2版・拡張カードセット6点を入手

bqsfgame2006-01-28

噂のルーンバウンド2版の拡張カードセットである。どうしようかと思ったのだが、Hさんが6点まとめて入手され、分担して日本語化しませんかと言われて思い切って6点まとめて購入することにした。全部を遊ぶことはないかも知れないが、どういう風に完成度の高い本体に組み込むのかと言うゲームデザイン的な興味も。
今日の画像は「レリクスと伝説」と、「アーティファクトと仲間」。いずれもアイテム&仲間カード拡張と呼ばれるタイプで、単純にマーケットカードに追加する正に追加アイテム群。
一番簡単に導入できそうなのだが、その一方でゲームデザイン的な工夫も必要なさそうなので個人的には関心が薄かった。Hさんは「レリクスと伝説」を早速、訳していると言う。プレイすることを現実的に考えるなら妥当な選択だと思う‥(^o^)
レリクスと伝説」のカードを見たところ、各種のバナー、そのバナーの題材となった動物の仲間カード、そして各所の由緒あるアイテムと言ったところ。アイデアに一貫性があり、雑多なアイデアはなく、一定の新しい体系や世界観を持ち込もうとしている印象を受ける。このあたり、「ルーンバウンド」と「タリスマン」の根本的なデザイン思想の違いを感じる。「ルーンバウンド」は一つの世界を作ろうとしており、「タリスマン」はなんでもありの世界で拡散して行った。両者の類似を指摘する意見は多いが、確かに骨格として似ているのだが、世界形成思想においては相反するゲームだと思う。「タリスマン」にトラブルシューターが入ってくるのはアリだが、「ルーンバウンド」に入ってくるのは悪ふざけの謗りを免れずナシではないだろうか?