と言うことで、今年の課題だが
1)自分で考えた自分の意見を書く
たとえそれがBGGの多数派の評価と違っていても恐れずに書くということは必要だと思う。他のゲーム関係のブログや、ゲーム雑誌の誌上レビューを見ていて思うのだが、「いつもどのゲームのことも理由を明確にしないで誉める」人の意見は結局のところ参考にならない。当たり障りはないかも知れないが‥(^_^;
2)できるだけ自分の意見の根拠を書く
此処は結局のところ1と連動している。根拠を書こうと思えば考えたり調べたりしなければならず、取りも直さずそれが自分の意見を形成するということだと思う。
3)他人の意見や事実データを引用するときは出典を明確にする
思えば亡くなられたKOSさんが非常に強く主張していたのはこの点だと思う。KOSさんは学会で活躍される仕事の方だったので、この部分については此処まで私が述べてきた理由とは別の観点(知的財産権)からも強く懸念されていたのかと思う。個人的には知的財産権の問題ももちろんあるのだが、他人の意見を他人の意見だと明示して引用しないことで、あたかも自分の意見であるかのような錯覚をしてしまうことが問題だと思う。ただの鸚鵡返しをしているだけなのに、自分はきちんと意見を持っていると自分では思ってしまうのである。このケースで問題なのは、自分にはきちんとした自分の意見がないという自覚がないということだと思う。自覚がない人間は向上する動機を持たないので永久にそのままだろう。そうすると、居酒屋で三回「何故?」を繰り返すような人間に出会わない限り己の姿を知ることはなくなってしまう。
ソクラテスの「無知の知」は、わたしが好きなコンセプトの一つだが、これも典型的な「無知の無知(自分が知らないということを知っていない)」だと思う。
堅苦しい話しになってしまったが、一年の初めに目標立てしておかないと、向上というのは難しいものなので敢えて書いてみた。明日からはフツーのゲームの話しに戻る予定‥(^_^;